ガールズトークでも、言えない

20代 既婚 セックスレス 枯れないように頑張っている。

エロとスナップチャット

スナップチャット(以下スナチャ)というアプリで遊ぶのにハマっていた時期があった。


〈イケメンカナダ人とのスナチャ〉

スナチャでやりとりされたテキストや写真は、一度見ると自動で削除される仕様になっている。こちらがちょっと恥ずかしい内容を送っても相手がそれを見られるのは(基本的に)一回のみ。それゆえに、エロいやりとりの心理的なハードルも低くなる。

最初はただ、外国人の友達を作りたいなーって思って始めたんだけど、スカイプと同じくエロ目的で使う人もいて、やっぱそういう使い方が一番楽しいよな(当社比)と思った。スナチャ用の掲示板でフレンドになったあるカナダ人も、その一人だった。ちなみに、テキストでエロいやりとりをすることを、英語で「セクスティング」と言うそうだ。

彼のセクスティングは、まぁーねちっこくて非常に興奮した……(笑)「もし俺がきみの隣に座っていたらここをこうやって触って、ああしてこうして、それで……」っていうのを一行ずつ送ってくれた。会ったこともないけど、この人はこうやって私を責めてくれるんだっていう想像がしやすかった。彼は見せたがりだったので、割れてる腹筋とか、興奮状態のちんことかの画像を頻繁に送ってくれた。同時に見たがりでもあったけど、そこはエロイプの時同様断り続けた。


〈対価は英語力〉

こちらから画像を送らないとなると、文章力で満足させないといけないので大変だった。英語で送られてきたエロいテキストに対して、同じくらいエロい英語で返さなくちゃいけない。こちらから送ることの難しさはもちろん、そもそも相手が何を言っているのか分からないことも多くて苦労した。こういうとき、スナチャ特有の「一回見たら消えるシステム」が裏目に出る。相手の文章の中に知らない単語が2語以上あると、1語目を調べるためにブラウザを立ち上げ、2語目を調べようとスナチャに戻った時に元の文章が消えていることがあるのだ。手元にある紙とペンで分からない単語をすべてメモしてから画面を移れば確実に調べられるが、「意味は知らないけどおそらく猥語」を一瞬でも紙に残すのは抵抗があった。

そうやって単語を調べたり思い出したりするのに時間が掛かっていると、すぐに相手から「どうしたの?」と追撃が来る。そういうときは、「ごめん眠い」か「彼氏から電話きてた」のどちらかを脈絡なくぶち込んだ。また、簡単な単語にも関わらず熟語として組み合わさって文脈が掴めない場合は「どういう意味?」と聞いて別の言葉に言い換えてもらった。


〈翻訳フィルターが鈍る〉

最初はイケメンカナダ人のセクシー画像と言葉責め文章欲しさにセクスティングを頑張っていたけど、徐々に疲れを感じるようになってきた。

理由は二つあり、一つは英語疲れ。英語を英語のまま理解できればいいんだけど、当然私はそのレベルではないので「英語を読む→日本語に訳す→エロいかどうか判断する→うむ、これはエロい」といった道のりを辿ってようやくエロさを感じられる。最初はムラムラで頭いっぱいだったからその道のりは苦じゃなかったけど、興奮が冷めて正気に戻ってくると、「なんで宿題でもないのにこんなの訳さなきゃいけないんだ」と思ってしまい急に面倒になってしまった。

もう一つは、画像クレクレが酷かったこと。この人は過去最高にしつこかった。「俺が発射してるところ見たくない?なんかオカズがあればすぐ出せるんだけどなーチラッチラッ」的なことを、もう毎回必ず言われた。レビューを求めてくる無料アプリみたいだった。私はいつしか律儀に「No」と言うのをやめて、スマイルの絵文字一つでスルーするようになった。

彼とのやりとりが面倒になると、心の入ってないセリフを事務的に返すようになった。「さっきも全く同じ文を送ったな」、と思っても、ネイティブじゃないからボキャブラリーが少ないということにしてもらえる。彼はおそらく私の画像欲しさにテキストのチャットに付き合ってくれていたんだろうけど、私は私で画像を送ってあげる気もなく、lose-loseで不毛な状態になったのでスナチャを辞めた。

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〈よかったこと〉

スナチャで外国人とセクスティングをすることで、海外ポルノサイトでの検索精度が格段に上がった。シモ関連の語彙が広がったので、地雷を華麗に避け、好みの動画に的確に行き着けるようになった。

あと、海外版王様ゲーム「truth or dare」を教わったこともよかった。相手の質問に必ず正直に答えるか、相手の言うことを必ず聞くか、どちらかを選ばなきゃいけない。どちらを選んでもお仕置きって、エロくない?すごい興奮した。


そんなかんじー。おしまい。